(当記事は、2019年4月24日に「ルトくんの徒然図書館」で公開した記事に加筆修正したものです)
先日、ルトくんは生玉稲荷神社に参拝して参りました。
天皇皇后両陛下が、伊勢神宮に退位のご報告をされた歴史的なその日。
ルトくんは、名古屋の生玉稲荷神社に足を踏み入れました。
実は伊勢神宮とルトくんが暮らす場所は、同じ東海地方にあります。
なので行こうと思えば、天皇皇后両陛下に手を振りに行くこともできました。
しかし翌日には仕事が待っていましたので、断念せざるを得ませんでした。
あと休みが1日多ければ……!
追記:令和元年 午前0時0分 天皇皇后両陛下は「上皇陛下」「上皇后陛下」におなりになりました。
生玉稲荷神社とは?
生玉稲荷神社は、名古屋市守山区に鎮座する稲荷神社です。
名古屋近郊では比較的有名なお稲荷さんでありまして、愛知県で他に有名な稲荷神社といえば、ここか犬山市にある三光稲荷神社のどちらかです。
ちなみに豊川稲荷は、正確には稲荷神社ではなく、ダキニ天を祀る曹洞宗の寺院なのでここでは省きます。
初午大祭、人形供養祭、夏まつり、七五三詣りなど数多くのお祭りを年間を通して執り行っています。
また、毎月1日と15日には境内にて稲荷朝市というものが開かれています。
地元の農家の方が中心となり、野菜や果物、生卵、生花などが販売されているそうです。
ホームページに詳しいことが書かれていますので、詳しくは生玉稲荷神社ホームページの朝市のページを参照してください。
http://www.ikutama.or.jp/
御朱印もあるよ
生玉稲荷神社では、御朱印も賜ることができます。
もちろん、ルトくんも御朱印帳(稲荷神社専用)を持参して、御朱印を賜ってきました!
こちらが、その御朱印です。
境内にある社務所で授与されています。初穂料は300円です。
いろいろなきつね
稲荷神社ですので、神の使いであるきつねもおります。
こちらは、石でできたきつねとその子ぎつねです。「福きつね」というそうです。
母きつねが、2匹の子ぎつねを尻尾で守りながら、優しい顔で見つめています。
そしてそれに応えるように、子ぎつねも母きつねを見ていますね。
とってもキュートです!
この他にも、結びきつねなど可愛らしいきつねがおります。
きつねたちを見ていても、癒されますよ。
絵馬にもきつねが描かれていますので、ご参拝に行かれる方は、是非!
奥宮もあるけど……
実は、本殿の裏には、鎮守の森に囲まれた奥宮(おくのみや)があります。
こちらももちろん、参拝して参りました。
なお聞いた話ですが、この奥宮はお稲荷さんの霊験が溢れているらしく、強く願うと叶う確率が高いといわれています。
しかし、その代わりに願いが叶ったらちゃんとお礼参りをしてお稲荷さんにお礼を伝えるのがマナーとされています。
実はルトくん、どうしても叶えたい願い事がありましたので、
参拝しただけでなく、奥宮の前で稲荷祝詞奏上をしてまいりました。
稲荷祝詞を奏上したのは、神主さんを除けばルトくんぐらいではないかと思います。
誰か来ないかと緊張しましたが、誰も来ることなく無事に奏上することができました。
果たして、これがどのようなご利益をもたらしてくれるのでしょうか?
願い事が叶ったときは、必ずお礼参りに行こうと思っています。
生玉稲荷神社に行ってみて、分かったこと
稲荷神社そのものは珍しくもありませんが、立派な本宮や境内を見て、伏見稲荷大社に行った時のことや、昨年の夏に刈谷市の市原稲荷神社に行った時のことを思い出しました。
ルトくんは、こう思いました。
稲荷神社に限らないことですが、神社仏閣は基本的に、鎮座している地域の人から受け入れられていないと成り立たないものです。
それがたとえ小さなものであったとしても、大きなものであったとしても、同じことです。
生玉稲荷神社は例祭だけでなく、地元の農家の人が集まって朝市を開いたりと、地域の交流の場としても使われていることがよく分かりました。
これは、神社仏閣が古来から担ってきたことの1つです。
地域の人と人をつなぐ役割という、神社仏閣の大切な存在理由が体現されています。
今後も、生玉稲荷神社は地元の人に愛されながら、この名古屋市守山区に鎮座し続けていくでしょう!
生玉稲荷神社データ
名称:生玉稲荷神社
住所:名古屋市守山区小幡中3丁目13番44号
TEL:052-791-5526
FAX:052-791-5761
E-mail:info@ikutama.or.jp
HP:http://www.ikutama.or.jp/
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!